jtf2021w
2021/01/25
JTF2021w に今回もプログラム委員としてお手伝いしてきた.
あいにく天気はよろしくなかった(ものの,このご時世なのでほとんどの人は家にいて,参加してくれたので
とくだん影響はなかったと思うけど).僕は前日 18 時くらいまで大学院の PBL 作業をやってから,
登壇の資料を 作り,寝床に入ったのは 1 時過ぎだった.実行委員会のメンバは APC さんとこに集合して
作業を行うことになっていて,僕の場合,7 時前には家を出る必要があった.
電車の中で当日の手順書を確認しておこうと思ったら,気づいたらソシャゲの日課をやっていたのは
多分眠気のせいだと思う.
COVID-19 対策で互いに距離を注意しつつ,JTF2021w は幕をあけ,僕は Track C の司会を担当した.
前回開催した JTF2020 ではほとんどの Track がワンオペ状態で,司会は前フリ,QA,Twitter や
Sli.do(質問用に用意したサービス)のチェック,登壇者の誘導をひとりでやることになっていたため,
とても周囲を見回す余裕などなかった.その反省から,今回は 1 Track あたりペアで対応することと
したため,だいぶ余裕があった.
登壇者の方々もおそらくほうぼうでリモート登壇の場数をふまれてきたのだろう,混乱はほとんどなかった.
とてもありがたいことです.
おかげさまで,前回はほとんど聞いている余裕のなかった発表も,今回はそれなりに集中して聞く余裕があった.
今日,アーカイブが配信されてたな.
インフラエンジニアの祭典 #jtf2021w の全セッション動画39本が、YouTubeで一挙公開になりました。当日見逃した方もぜひ、お好きな時間にお好きなだけご覧ください! https://t.co/yi5WCX5eCT
— JTF: July Tech Festa (@techfesta) January 27, 2021
登壇して
IT のカンファレンスだというのに,物理ホワイトボードを家に設置して,リモートで使いましょうなんて発表をしてきた.
まだ,自分で見返す心の準備がないのでここにははらないのだけれども.
ホワイトボードの利点はいくつかあると思うんだけど,スライドでは次のようなことを喋った.
- リアルタイム性(その場で書く)
- 注意を凝集する
- 書くことによるイメージ創発
これらは実はひとつのことに向かっていて,それは「その時間に参加者全員が集中すること」だ.
リモート会議の欠点は,参加者の視点が一箇所に集められないことだなぁといつも思っていて,
とくに午後の眠い時間の会議とか,いまひとつ自分に関係するのかわからない会議,言葉だけだと文脈がうまく追えないような会議
そういったものに参加者をどうしたら乗せられるかなぁというのが悩みだった.
タイムボックスを区切ってみんなをひとつところに集めて・・というのはアジャイルが人々をタスクに集中させるための
メソッドだけれども,そのときにホワイトボードが活躍するのは偶然ではない.
このツールが,前述のとおり,「集中」を産み,アジャイルのやりたいことに非常にフィットするからだと考えている.
なので,こういう観点からいっても,リモートでホワイトボードの代わりになるようなものが ツールで出てこないかなぁ,と思っているのだけれども,今のところめぼしいものは僕の観測範囲に出てこないのです.
いいツールあったら教えてほしいな.
次は大学院の最終発表をやらないといけないんだけども,それ以外にも今年は徐々に登壇機会を増やしていけたらな,とは思っている.