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読書ログ

Diary, Book4 min read

総括

今年の一番のトピックは「完訳 千一夜物語」をちゃんと通読したことかなと思う.

感想ログ

今年の 4 月くらいにヴァージニア・ウルフを読みふけっていたのだけど,「ダロウェイ夫人」「オーランドー」はそれぞれ違うかたちで傑作だと思った.
とくに「ダロウェイ夫人」の他人の視点(三人称)から一人称の独白が,しかも人物をどんどん切り替えながら発展していく手法は非常に面白かった. ウルフその人にも興味が湧いたので「自分ひとりの部屋」を読んでみたがこっちはあまり興味が湧かず.

SF では「プロジェクト・ヘイル・メアリー」がとてもよかった.ついでに「火星の人」も読了した.
具体的にどこがよかったかをネタバレせずに書くのは不可能なので,はしょらせてほしい.

ボルヘスを手当り次第読んでいた.「伝奇集」は頂点だと思うが,エッセーや後期のラテン色濃い短編も読むものを圧倒するという意味でボルヘス的である.
そうそう,ボルヘスは読んでいるうちに作家ではなく,「ボルヘス的ななにか」を表す形容になってしまう.

今年の後半から以下に示すとおり,ブックログをつけはじめてみたが,前半に読んだものについては完全に散逸してしまった.
なお,読了した日付についてもあとから辿って適当に書いているものが多い.あしからず.

他にリストになく,総括で触れていないもので記憶があるものの作品,作者等を挙げる.
コンラッド,「テンペスト」,ジョイス,コルタサル,レックス・スタウト,トレヴァー,AWS 関連のなにか,綿矢りさ,SQL のなにか…

今年読んだ本をまとめていく

タイトル読んだ日備考
イスラーム文化2022-09-04
長い別れ2022-09-05新訳
ブロディーの報告書2022-09-13
嫌われる勇気 自己啓発の源流「アドラー」の教え2022-09-20
「自分だけの答え」が見つかる 13 歳からのアート思考2022-09-22
リーダーの仮面 「いちプレーヤー」から「マネジャー」に頭を切り替える思考2022-09-24
プログラミング Elixir2022-10-14第二版
優等生は探偵に向かない2022-10-14
56 日間2022-10-14
深呼吸の必要2022-10-19
ダブル・ダブル2022-10-23
見えない都市2022-10-12
ブラックサマーの殺人2022-10-30
ショーペンハウアー2022-10-24
ゾンビスクラムサバイバルガイド2022-11-05
キュレーターの殺人2022-11-02
逆転美人2022-11-03twitter で話題になってたので・・
失われた時を求めて 12022-10-30
Clean Craftsmanship2022-11-03
起業家の思考法2022-11-05
新しい世界の資源2022-11-07
グアテマラ伝説集2022-11-13
ボルヘス怪奇譚集2022-11-20
続審問2022-11-25
方法序説2022-12-05
武器になる哲学2022-12-10
失敗から学ぶ RDB の正しい歩き方2022-12-15
影響力の武器2022-12-20
宇宙・肉体・悪魔2022-12-22
カースト アメリカに渦巻く不満の根源2022-12-24
アジャイル・リーダーシップ2022-12-29
いい会社はどこにある?2022-12-31