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遊乃さんの恋愛相談室

 俺は目下、女友達を含めても女性関係がまったくの0だ。
 同世代の女性と最後に喋ったのは内定先の懇談会で、しかも、何を話し掛けてもスルーか戸惑ったような反応。
 お前ら、そんなにこの俺の対人能力が不満ですか。

 そんな俺も、過去、出会い系という海原に帆さし乗り出してみたり、大学でサークルに潜入して機会を狙ってみたり、ネトゲのオフ会で出会った子に粉かけてみたり、大作戦を展開してみたが、どれもあえなく敗れ去った。
 大体、出会い系は友人のB-MAXくんがいそうでとてもヤな感じがする。

 かといって、俺は後輩のぱやすけくんのように、エロ同人とオナホさえあれば、貞操を守っていける!(違う意味で貞操守れてない気がしないでもない)わけでもないし、大体、二次元だけでいい、とか言いきれるほどもう勇者な年齢でもない。
 てゆか、俺が生まれた時、俺の両親は二六歳だったわけで、気付けば、俺らの世代は来年には同い年になる。同級生にもうちらほら子連れがいてもおかしくない。幸い、俺の周りは足硬いを筆頭とするブ男軍団で固められているので、女ッ気はさらさらない。

 いや、周りのことはどうでもいい。
 俺の話を聞け。
 彼女が欲しいぞ、このヤロー。


[遊乃さんの恋愛相談室]
 ・・という心理状態の時、心を鎮める方法があります。

 それは、何度かCAST跡地でも取り上げてる真昼さんの彼女のmixiを見ることです。
 犬も食わないノロケ日記を、週に一本は書いているのを見よ。
 たちまち、心は冷え、「はいはいわろすわろす」「どうでもいいよなぁ、女とか」と開眼し、ことなきをえる。
 mixiアドを参考にはっつけようと思ったが、ぜってぇイヤがられるだろうから載せないことにする。

 が、彼女欲しい! と思う男は、いてもたってもいられなくなった時、恋する乙女のブログとか探して読むことをおすすめする。
 逆に醒めます。


[初恋限定。]
 河下水希の新作『初恋限定。』の一巻がでてたので買ってくる。
 周囲は『いちご100%』の続編とか似たようなものとかいう評判だが、個人的にはかなり路線をかえてきたなー、という印象。『Boys be』の二番煎じのような意見もあるが、もっと女の子が等身大であるし、作品視線が稍違う気がする。別種の作品と捕らえても良かろう。
 なかなか好調の滑り出し、展開なので最後の大逆転が記憶に新しい『いちご』同様、河下から目が離せない。

 一方、『初恋限定。』について、足硬いに意見を求めたところ、

「おっぱい大きいおねーちゃんの回がよかった」

・・とか、まったく何の参考にもならなかった。いつもどおりです。


[Syrup16g]
 syrup16gの最後のアルバム「syrup16g」がでていたので買う。
 ・・や、発売日に買って、ずっと聞き込んでいたんですが、記事書く気がおきない。

 贔屓バンドなので、いいアルバムだなぁ、と思うフィルタがかかっている。それをさっぴいて書くと、syrup16gらしい尻切れトンボな最後のアルバム、という感じ。
 全部投げ捨ててなんか出来たらかっけぇなぁ・・ でも、めんどくせー という中途半端な感じの歌に共感してきたこの七年あまり、ちょっと売れたり売れなかったりしたが、アルバムだけ聴いてきたリスナーとしては、最後のアルバムまでこのバンドは曲つくりのスタンスが何ひとつ変わらなかったことを奇蹟と思える。
 「武道館でライブやるくらいなら俺は死ぬ」とか言ってた人たちが、ラストライブは当の武道館というのも、実に中途半端な感じでよくも悪くもsyrup16g。

 naruやんもmixiでなんか書いてたが、冒頭一曲めの「ニセモノ」がsyrup16gの終息を宣言してるようで、いい曲だけど、「悲しくて優しい」。以下十二曲、とにかく、暗くて終りを感じさせる歌詞ばかりだが、どことなく優しい感じが漂う。その意味で、どっか違うとこで『Hell See』絡みの話で、『Hell See』は自信作で期待作、実験作だったんじゃないかみたいなこと書いたが、そこからリンクさせてアルバム『syrup16g』を考えるといろいろ示唆的なことが思いつくけど、どうせ終りなら理屈をひねらず、浸るほうが正解だろうな。

 愛されたいの まだ
 まだ まだ


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