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魅惑のゲッタートマホーク

 母親がデジカメで撮って来た写真を印刷しようとしたら、なんか全部で170枚強あって、一日中、プリンタがギーコギーコいってました。

 そういえば、ギーコギーコというこれ、いわゆるオノマトペ(擬音語)ってやつですが、これについて面白い話があります。
 「さらさら」「ざあざあ」や「そっと」「ちゃんと」などというオノマトペの一群は、今日では正格な日本語として受け止められているようですが、元々は戯作などで使われているあまり由緒のよろしくない語だった。明治期などの書を見ると、これらはみな、「サラサラ」「ザアザア」「ソツト」「チヤント」などとカタカナで書かれている。これがひらがなで書かれるようになっていくことで、日本語として確たる地位を手に入れたのだとか。
 なるほど、俺が今使った「ギーコギーコ」は確とした日本語の範囲には入らないだろう。だから、俺の語意識は自分でも意せずして、カタカナで「ギーコギーコ」と書いた。非常に得心のいく説明である。

 だからといって、「ギーコギーコ」が「ぎーこぎーこ」に変わる日がくるとは思わないけど。


[ラブクラフト全集]
 創元推理文庫が一生懸命出している「ラブクラフト全集」に別巻が上下巻ででるみたいで。
 この別巻とは何かというと、ラブクラフトが手を入れた別人名義の作品を蒐めた作品集ということらしい。

 ラブクラフトといえば、クトゥルー神話というが、そう言われているほど、ラブクラフト自身にはクトゥルーという形は明確になっていなかったともいう。むしろ、ラブクラフトにとっては、そうした荒唐無稽な「神話」よりも、宇宙的恐怖に遭遇する人間たちの悲痛のほうこそが描きたかったに違いない。
 とはいえ、クトゥルー神話の名の下に集まった作品群とその世界の拡がりも面白い。・・で、本屋でちらほら売っているクトゥルーの解説本をどれか適当に選って読んでみようかと思ったが、これがどれも買うに値しないものばかりである。困った。


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