古本屋で安かったという理由だけで、岩波の『折りたく柴の記』を買う。さて、読もうかと思ったら、註釈が全く付いてない。ただ写本を活字に起こしただけらしい。これは困る。
まぁ、全篇かな書きで、かつ徳川期の本だから全く意が汲めんわけではない。試験終わったら、たらたら読もうかね。
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・・という具合に、相変らず適度に本の虫。
最近は座談時の話題用に売れている新書を読むのだけれども、講談社現代新書の福岡伸一『生物と無生物のあいだ』が面白かった。生物は無生物ではない。では生きているとはどういうことか? という問いかけに、あくまで科学側からの解答を試みている書。科学読み物として秀逸だし、難しい数字の話をさっぴいて、俺のような文系人間にもわかるように噛み砕いて書かれている。売れるわけさー。
ちくま学芸文庫の『フーコー・コレクション』に手を出して、意味がわからず敗北してみたり。それでもこういう”思想モノ”が好きなものでまた、最近文藝春秋から出た新書、内田樹『寝ながら学べる構造主義』を買ってくる。わかりやすく網羅的、と新書の鑑のような本。
それから、うちのゲームで大きく取り上げるので、ドストエフスキー『罪と罰』を再読。今回読んだのは新潮文庫版ですが、批評とかでは岩波の江川訳が結構とりあげられるので、そっちも読まないとダメかなぁ。一緒に、バフチンの『ドストエフスキーの詩学』も読む。有名なポリフォニー理論・カーニヴァル理論ですね。誰だったか忘れたけど、手塚治虫をカーニヴァル理論で読み解こうとしてたナンチャッテ評論家がいたような・・。
電撃文庫渡瀬草一郎『空ノ鐘の響く惑星で外伝 tea party's story』とか、七月隆文『白人萌乃と世界の危機』なんかを読む。『空ノ鐘~』はあいかわらず、手堅い出来。これでシリーズが終わってしまうのだが、まぁ、これ以上続けられても・・観も。『白人萌乃~』は周囲の凄まじい不評をヨソに読んでみて、意外と楽しめてしまった。存外に、こういうバカさ爆発なもののほうが、レーベル的には似合ってるのかもしれません。つーか、田中ロミオ『人類は衰退しました』同様に、俺がラノベに求めているのはこういう不真面目極まるB級作なのかも。
・・ま、突き詰めてくと、ナントカ資格論みたいのになりかねないのでおいときます。
漫画は新刊でた関係で井上和郎『あいこら』既刊再読。
友人が「こんなネタ、少年誌でやっちゃっていいのかよ」みたいな発言してましたが、むしろ、こんなバカげたことを真面目に押し通せるノリは少年誌特有のものであって、『あいこら』こそ、少年誌に堂々と連載しつづけるべきだろ、と思う。
漫画といえば、友美イチロウの『みーたん』1巻を買う。「コミックハイ」で連載しているヤツだが、ちょっとコメント不能。気になる人はコミック見てください。
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